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住宅を考えるに当たり、リビングと水回りの設計は大切な要素です。
特に、主婦の方にとっては毎日の家事導線に関わるため関心が高い点かと思います。
今回は、リビングと水回りの設計で気をつけたいことをお伝えします。
まずキッチンには、オープンキッチンにするか対面キッチンにするかの選択があります。そこから、対面キッチンと向きは同様ですがキッチンが独立したアイランドキッチンという選択もあります。
最近では、家族のつながりが重視されるようになったこともあって、対面キッチンもしくはアイランドキッチンが人気です。
いずれの場合も、キッチンの設計では見た目だけでなく、収納の量や、ダイニングやリビングからキッチンスペースが見えていないかといったことに気をつけると良いでしょう。
トイレの設計に関しては、水回りをまとめて配置するという考えのもと、お風呂やキッチンの近くに配置するケースが見られます。
しかし、ご年配の方と一緒に住まれる場合、その寝室の近くに配置するといったことも考える必要があります。その場合は、人の出入りの多いお風呂や脱衣所、キッチンなどとは離して静かな環境にするといった配慮があると良いでしょう。
お風呂の設計に関しては、お風呂と脱衣所、洗面所の配置などに気をつけましょう。
たとえば、脱衣所と洗面所を1部屋にまとめて設置すると誰かがお風呂に入っている時に洗面所を利用できなくなることがあるため、脱衣所と洗面所を分けると便利です。
リビングの設計については、大きさや陽当り、吹き抜けをつけて開放感を出したいなどいくつもの考え方があります。まずは、どんなリビングが良いのかイメージを固めておくと良いでしょう。
リビングの設計に関して意外と大切なのがテレビの配置です。
テレビを囲むようにソファを設置することが多く、テレビの裏側に窓が来る配置にしてしまうケースがよくあります。これだと、光が差し込むためテレビが見えづらくなってしまいます。かといって、窓を背中にしてテレビを配置してしまうと、ソファから外の景色が見えづらくなってしまいます。
リビングの設計の際には、窓の配置や大きさと合わせてテレビの配置にも気を配るようにしましょう。
家づくりにおいてリビングと水回りの設計は大きな比重を占めます。
それぞれ気をつけるべきポイントをお伝えしましたが、ほかにも気をつけたいことがたくさんあります。
こうした注意点については、実際に設計のプロがご要望を聞きながらプランに落とし込んでいきますので、お気軽にご相談ください。