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はい、今回は工事部ルカによる、上古川モデル建築講座!
今日は、遣り方(やりかた)のお話。
はて、遣り方(やりかた)とは???
(私、コンは読み方すら分かりませんでした… ルカ先生、勉強になります!)
遣り方(やりかた)とは、基礎工事の前に、柱や壁などの中心線や水平線を設定するため、杭を打ってつくる仮設物のこと。
実際の建築物の位置・高さ・水平の基準となる重要な工程、だそうです。
上古川モデルでの実際の写真をもとに、ルカ先生に解説してもらいました。
①遣り方施工前(丁張りをする前)の状態です。
②建物の大体の配置の確認をしています。(地縄ある場合は省略)
③仮配置の周囲に木杭の打ち込みをするとこの状態になります。
④木杭にレザーレベル(高さを計測する機械)を使用し、基準の高さに印を付けています。
⑤木杭の印に合わせて、貫板を取り付けています。
⑥貫板上にトランシット(角度を計測する機械)を使用し、基準の位置を出しています。
⑦遣り方が完了したらこの状態になります。
お、青空が見えましたね!
以上、ルカ先生による建築講座でした~。
この遣り方が間違っていると、建物自体も間違って建つことになる、ということですね。
非常に大事な工程。遣り方がないと始まらないんですね!!