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あなたの家のづくり計画は、目的のはっきりとした収納スペースになっていますか?
家づくりの時に知っておきたい、ママに優しい収納スペース・ベスト3をご紹介します。
家づくりの段階で計画しておきたい収納スペース。ただ余った空間を収納にあてるだけでは、ただのデッドスペースになってしまいます。同じ面積の収納スペースでも、何をしまうか、目的をはっきりさせて計画すると、驚くほど便利に、使い勝手もよくなります。
では、実際にはどんな収納が便利なのでしょうか。
買い置きの食材やキッチン家電などをリビングから目隠しして収納できるのが、パントリーです。オープンキッチンは明るく開放的ですが、収納が少ないのが困りものでした。パントリーはそんなオープンキッチンの悩みを解決します。
週末にまとめ買いした食材をストックしておけるので、収納スペースが少ないからあまり量を買えない、直ぐに消費してしまってまた買い物に行かないといけないということも減らすことができます。ママの苦労を減らせる嬉しい収納スペースです。
パントリーを広くとれるなら、デスクを設置して、家事コーナーとするのもおすすめです。家計簿をつけたり、アイロンを掛けたり等、専用のスペースとしてママに喜ばれます。更に、パントリー内に洗濯機スペースを設けると、家事がひとつのスペースで完結することができます。
衣類だけでなく、スーツケースから小物類まで、一ヶ所にまとめて収納できるウォークインクローゼットもママに人気の収納です。ひと目で何がどこにあるのか分かるので、整理整頓しやすいのが特徴です。季節ごとの衣替えの面倒もありません。
一般的にはオープン棚やハンガーパイプを設置して使用をされる方が多いようです。
ウォークインクローゼットは、着替えのスペースと隣接させるか、ウォークインクローゼット内に着替えスペースを設けるのが間取りのポイントです。
寝室からクローゼットを通って洗面室へ出られるウォークスルータイプにすると、朝の身支度がいっそうスムーズになります。洗面室とウォークインクローゼットを隣接させると、乾燥機付きの洗濯機であれば洗濯物をすぐ収納できるので、ママの負担が減らせます。
実際に生活し始めると、玄関に収納するものは意外と多いことに気づきます。ベビーカー、子ども用自転車、スキーやゴルフのセットなどが代表的です。子どもが外で遊んで泥がついたおもちゃも、家に上げずに収納したいママは多いはずです。シューズクロークを用意しておけばそういった悩みは解決出来ますし、埃や花粉のついたコートも、玄関で脱ぐことができるので非常に便利になります。
シューズクロークで困るのは、収納場所まで距離があるため、靴が脱ぎっぱなしになる問題です。思い切ってシューズクロークをウォークスルータイプにして、家族用玄関として配置してみるのも良いでしょう。お客様用と家族用の動線を分けることで、玄関をいつもすっきりと片付けることも可能になります。
目的を持って設置することで、大容量の収納スペースにはママにうれしいメリットをたくさんもてることができます。広さを確保できるのはもちろんですが、間取りの工夫でさらに家事が楽になるのが収納計画の面白いところです。
マイホームを購入するなら、収納にこだわった家づくりで、ママを楽にしてあげたいですね。